皆さんこんにちは♪

今年もこの季節が来ました


正直・・・今回は
書くのやめようと思った

いろんな思うことがあってね


でも
今までで一番
本当にいろんな事があった年

それがあったから
今があるって思えるから


書こうと思います


毎回言ってるけど
国語・・・いや、国語は
ギリギリ得意っぽいけど💦

言葉の使い方すごく苦手で

音読み訓読み
ことわざ・・・全然ダメで
意味とか言い回しとか
良く分かってないから(笑)

変な文あったりして
本当に伝えたい意味に
とってもらえなくて

誤解をされたら・・・って

不安だけど  (ノ_<。)



当時の記憶が曖昧な所もあって
そのときの会話のやり取りとか
お互いの言葉の受け取り方とか

舞の思う意図とは違ってる
かも知れないけど (;゜∀゜)


時期とか日付とかも
間違ってるかも
しれないけど(汗)(焦)


思い出しながら
自分なりの考えと言葉で
一つ一つ書きたいと思います

今年もやっぱり
いや今年は更に!!
すごーーーく長いので分けた(笑)


時間や興味のある人は
読んでくれたら嬉しいです!!!


☆※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆



公野舞華総集編☆2017
~伝えたいこと~(前編)


第一章

~公野舞華ができるまで~





春と言っても
まだ寒い日もある季節の午後

今日もレッスンに向かう電車の中

私はいつも通り
ぼーっと携帯を見ていた



学校から急いで帰って準備して
交通費とおやつ代をお財布に入れ
最寄り駅に向かい電車に乗る


「重い足取り」に関係なく
毎日の様に向かうレッスン

私の ここ数ヵ月の日常だ



友達と遊ぶ時間がなくなっても
レッスンは新鮮で楽しかった

自分の人生が変わった日から
目まぐるしく過ぎる日々


何処か他人事の様に感じ
携帯を見つめながら

曖昧な記憶をたどっている



☆※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆


2014年1月某日

都内の某所
ビルの一室

歌もダンスもちゃんとした
経験のない私は

レッスンの回数が段々増えて
毎日の様にボイスレッスンと
ダンスレッスンがあった


ダンスは殆ど経験がなかったけど
元々習いたかったのもあって

どんなキツイ基礎レッスンも
頑張れた

教われば教わるほど
覚えれば覚えれるほど

もっと沢山教わりたい
もっと難しい振りを覚えたい

他の子よりも早く出来るのが
少しでもキレイに出来るのが
楽しくて嬉しかった

初心者の自分が
お手本に指名されるのが
先生たちに誉められるのが


何よりも
何よりも嬉しかった


それとは逆に
苦手な歌のレッスン

歌は嫌いではないけど
元々声が小さくて
人前で話すのさえ苦手


言われた通りに歌っても

歌っても歌っても
言われた様に上手く歌えない

大きな声も出ない

私は音痴なんだと思った
嫌じゃなかった歌うことが

嫌になった  嫌いになった


レッスンの厳しさに
心がついていけなくなった




。・゜゜。・゜。・゜゜。・゜゜。・゜


降りる駅に着き
通い慣れた道をスタジオまで歩く

あの日から毎日の様に通う
あのときと同じビルの一室


変わったのは 日の長さと

歩く足取りの重さ・・・


そんな毎日の中
ダンスのレッスンだけが
自分が自分らしくいられた

誉められる程 頑張ろうと思える
唯一の「自分の居場所」だった


そんなとき

国立競技場でのライブで
お手伝いさせていただいた
ももクロさんの出演する

テレビ番組にバックダンサーとして
3Bjuniorも出れることになった


曲は「七色のスターダスト」

内弁慶で消極的だし
自分に自信が持てないし
人前で自分をアピールできない

そんな私は
出れるだけで嬉しかったのに


踊るポジションを決めるとき
曲の始まる最初の最前列に
立ち位置を指示され驚いた


ダンスの先生の一人が私を
評価してくれて
最後までいいポジションをもらえた


自分が「認めてもらえた」みたいで
凄く嬉しかった

凄く凄く凄く   嬉しかった


人見知りな私がその先生には
心を許せる様になっていた

苦手なボイスレッスンも
自分なりに頑張ろうとした


だけど歌の方は相変わらず
あまり進歩しなかった

毎日が辛くて辛くて
もう辞めたい 何もかも全部

諦めてしまおうかと思っていた


そんなときだった
その信頼していた先生が
辞めることを聞かされた

凄く寂しくて切なくて
味方が誰も居なくなってしまう様な
そんな不安さえもあった


最後の挨拶のとき
皆がいろんな言葉を言ってたけど


私は自分の気持ちを上手く言えず
自分の不甲斐なさに悔しくなった

お礼や感謝の言葉だけでなく
もっと伝えたい気持ちがあったのに
皆の前では上手く言えなかった


もう帰ろうとしたときだった
その先生から呼び止められて
別室に移動した

二人きりになった部屋で
不思議そうな顔の私に先生は


「ボイトレのレッスン
厳しいと思うけど頑張るんだよ♪」

「応援してるからね」

そう言って抱きしめてくれたんだ


何も返す言葉が見つからなかった
ただ涙だけが一気に溢れた



私をちゃんと見ていてくれた

私をちゃんと分かっててくれた


全ての感情が一気に混ざって
言葉ではなく涙になった

もっと話をしたと思うけど
感情が溢れてぐちゃぐちゃで
その時の事あまり覚えていない


「ありがとうございました」
以上の言葉が見つからないけど


「先生が大好きです」


まだここで頑張ろうと思えたのは
初めて「認めてもらえた」と
思わせてくれた

先生の存在があったから。




私の背中を「推してくれた」

最初の人だから



。・゜゜。・゜。・゜゜。・゜゜。・゜


第二章

~はちみつロケットが出来るまで~




正確な日付がいつだっのか
私の記憶ははっきりしない

夏ぐらいか・・・もう少し
前だったかもしれない


レコード会社から
メジャーデビューを約束された
ユニットが出来ると話があり

歌やダンスのレッスン場に
関係者の人たちが何度か
見に来るようになっていた


一回、一回のレッスンが
真剣勝負の場だった

歌やダンスの他
個別に質疑応答もされた


そして、それとは別に
もう一組のユニットを作る

そんな話も出ていた


それが
いつ、どんな形で選ばれ
いつ発表されるのかは

誰にも分からなかった


どちらかには選ばれたい
皆がそう思っていたと思う
(憶測だけど)


毎日の様に願っていたけど
どうすれば選ばれるのかなんて
解るわけもなかった


オーディションの予選のときと
本選のときの二回

神楽坂にある毘沙門天様に
お参りに行ったら

両方とも受かったから
オフの日とママのお休みが合ったら
一緒にお願いに行こう

そう思っていたのに・・・

デビュー予定のユニットではない方の
メンバーが決まって
選ばれた子にはもう
連絡が行ってるらしいと聞いた



私には・・・何の連絡も来ていない



「私は選ばれなかったんだ」



そっかそっか

だよね

うんうん


選ばれる為に頑張るのなんて
当たり前の事で

3Bみーんなが頑張ってるよね

自分だけが努力してるなんて
そんな訳ないじゃん

バカだな私は



二組選ばれるなら
どっちかに入れるかもしれない

・・・なーーんて

ちょっと期待してた



落ち込んだけど
大好きなダンスが踊れたら
それでいいって
自分を納得させた


もう期待するのは止めよう
もしかしたら・・・なんて

あるわけ無いから




季節は制服の長袖が
暑く感じなくなった頃だった



。・゜゜。・゜゜。・゜゜。・゜゜


 学校から急いで帰って準備して
交通費とおやつ代をお財布に入れ
最寄り駅に向かい電車に乗る 

私は「それ」を今日もまた繰り返す



もうすぐ一年なんだな・・・

何時もより早起きして
何時もとは違う準備をしながら

時間の過ぎる速さを実感していた


今日は生写真の撮影がある日だ
集合場所から撮影場に向かい
順番にヘアメイクをしてもらう

出来た順にソロショットを撮る


一通り撮り終わった後
待ち時間が出来ていた

撮影が押していたみたいだった

カメラの先に目を向けると
5人の子が立ち位置やポーズを
いろいろと変えながら

撮影を始めていた


雨宮かのんちゃん
華山志歩ちゃん
澪風ちゃん
塚本颯来ちゃん
播磨怜奈ちゃん


もうひとつのユニットとして
選ばれた子達・・・

次に呼ばれるまで
森青葉ちゃんと雑談してた
そのときだった

川上さんが撮影の進行状況を
見に来たらしかった

5人の方を見つめながら
少し考えた感じで

何か言っていたけど
何を思ったのか

公野と森、ちょっと入ってみて


突然そう言った・・・

私と森さんは驚いたけど
訳もわからず
とにかく言われる通りに

先に撮影中の5人の中に入った
なんパターンか撮った頃


「うん、7人の方がバランスがいいね」

「7人でいこう」


余りの驚きに良く覚えてないけど
確かそんな言葉が聞こえた

私と森さんは突然過ぎて
信じられないのと嬉しいのと

とにかくママに知らせなくちゃって
撮影が終わって直ぐに電話した


そんな経緯で突然
ユニットに入れることになったと
電話で伝えると


「それほんと?!  ママ今ね
毘沙門天様にお参りしてたの!!!」


ほんと凄い!!
ご利益速すぎる!



既に進んでいたレッスンに
次回のレッスンから
合流してくださいと連絡が来て

その日から忙しい日々が始まった


自分に似合う髪型を決めて
名前を覚えてもらえるまで
そのヘアスタイルをずっと通す事

先輩方の自己紹介を参考に
自分の名前を印象づける様な
可愛い自己紹介を考えたり


ユニット名が決まってからは
ユニットの自己紹介も考えた

どんなポーズがいいか鏡の前で
何度も何度もやってみた



いろんな事に意見を出しあって
ときにはぶつかって

少しずつ少しずつ
はちみつロケットは

はちみつロケットになっていった



この7人でデビューする日を

志して・・・



。・゜゜。・゜゜。・゜゜。・゜゜。・



今でも思う

あのとき選ばれたのが
何で私と森さんだったのか・・・



たまたま近くに居たからなのか
何か感じて二人を選んでくれたのか

偶然だったのか
必然だったのか


どちらでも構わない


私が一歩前に踏み出せたことに
かわりはないんだから。





「私を推してくれた二人目の人」に
いつか聞いてみたいな


なぜ私だったのか♪





10年後も・・・20年後も
私はこの時の驚きと喜びを


この一枚の写真を見る度に
思い出すだろう



3Bjuniorオフィシャル生写真

 第1シーズン No.4



。・゜゜。・゜゜。・゜゜。・゜。・゜