みなさんお久しぶりです。

溜まってるリクエストもまだあるので、今回はリクエスト116個目のリクエスト書きました!

おまたせ致しました🙇‍♀️










由依side

玲「由依さん最近良く腰摩ってますよね?」

由依  「そうそう〜最近腰痛が酷くて」

玲  「えー仕事頑張りすぎですよ少しは休んでくださいね」

由依  「うん〜まぁ大丈夫大丈夫」

保乃  「どうしたんですかー?」

玲  「由依さんが最近腰痛酷いらしい」

由依  「大丈夫だって笑」

保乃  「由依さん私良い整体院知ってますよ!先生も優しくて話しやすいって評判良いですし!」





会社で後輩達に口うるさく言ってきたのに負け、保乃がおすすめしてくれた整体院に結局来てしまった



由依  「ここか」


中に入ると、受付の人に声をかけられた


受付  「こちらでお伺いしますよ!」

由依  「あ、今日初めて来たんですけど、」

受付  「ありがとうございます!少々お待ちくださいね!先生ー!」



すると奥から綺麗な女の人が出てきた


理佐  「はじめまして!奥へどうぞ!ご案内致しますね」


案内され、奥の部屋へと連れて行かれる


理佐  「今回担当致します!渡邉理佐です。よろしくお願いします!」

由依  「あ、小林由依です。よろしくお願いします。」

理佐  「では早速、どこが悪いとかありますか?」

由依  「はい、最近腰痛が酷くて」

理佐  「なるほど、ではこちらにうつ伏せになってください。」

由依  「はい」


言われた通りにうつ伏せになると、渡邉先生が笑いながら

理佐  「これは結構痛かったんじゃないですかー?結構凝ってカチカチですよ笑」

由依  「いたたたっ」

理佐  「ここら辺ですね笑」


この人の手温かくて心地いいな

女の人で良かった









理佐  「では今回はこれで以上です。次は来週ですね!お待ちしてます!」

由依  「はい!ありがとうございました。」




なんか体が軽くなった気がする


先生も優しくて相談しやすかったし、保乃達にお礼しなきゃなんて考えながら歩いていると


理佐  「小林さーん!」

由依  「っ!へっ?先生?」

理佐  「これ!忘れ物です笑」


そう言って渡されたのは私の会社の社員証だった

由依  「あっ!落ちてたんですか!ありがとうございます!」

理佐  「いえ!この会社有名ですよね?すごいですね!腰に負担かけないように頑張ってくださいね!」

由依  「え///」

理佐  「あっ!ごめんなさい!小林さんって頭撫でたくなるんですよね笑ではまた!」

由依  「ちょっ!もう行っちゃったし」


顔の熱が収まらないまま家へ帰った












保乃  「由依さん!どうでした?昨日行ったんですよね?」

由依  「うん良かったよ紹介してくれてありがとね」

保乃  「え!由依さんが珍しく素直!」

由依  「珍しくってなんだよ笑」

玲  「何があったんですか?」

由依  「はっ!?何もないし」

保乃  「嘘下手っ!笑」

玲  「整体の先生のこと気になっちゃったとか?」


いやこの2人感鋭すぎるでしょ!

由依  「あっ!お昼終わりだよ!さぁ仕事仕事!」

保乃  「ちぇー」

玲  「そらさないでくださいよー!」

由依  「ほら行った行った!」




いやあんなことされたら気になるに決まってるじゃん


由依  「はぁもう!」












そして遂に整体院の日になってしまった


由依  「大丈夫大丈夫」

由依  「こんばんは〜」

理佐  「こんばんは!お仕事お疲れ様です!こちらどうぞ〜」

由依  「っ、はい」

理佐  「じゃあうつ伏せになってください〜」

由依  「っ///」


ベッドに上がる時もさりげなく支えてくれたり、この前は気にならなかったのに


理佐  「一週間でまた凝ってるんじゃないですか〜?」

由依  「そうですね笑」

理佐  「頑張りすぎも良くないですよ〜」

由依  「いっ!」

理佐  「ここちょっと痛いので頑張りましょうね」

由依  「っ、はい」

理佐  「ていうか由依さんっていくつなんですか?」

由依  「え///」

なんか下呼びだし

由依  「24です」

理佐  「私より下じゃないですか!おとなっぽいからてっきり上かと」

由依  「いえそんな」

理佐  「ちゃんと食べてますか?細すぎですよ」

由依  「っ///た、食べてます」


なんかやたら手つきが厭らしいというかこの前と違う感じ










理佐  「それではまた!ありがとうございました!」

由依  「ありがとうございました。」

理佐  「由依さん!これ、もらってください!」


そう言って渡されたのは連絡先が書かれた紙だった


由依  「えっ!」

理佐  「私、由依さん気になってるので」

由依  「っ!///い、いやでも」

理佐  「じゃあ待ってますので!」

由依  「///」



また頭撫でてくるし、チャラくない!?











玲  「由依さん!今日ふわふわしすぎですよ!」

保乃  「絶対あの整体院ですよね!?」

由依  「なっ!ち、違うわ!」

保乃  「今日は逃がしませんからね!」


そう言われ、折れた私は全てを話した





玲  「で!結局連絡したんですか?」

由依  「してない」

保乃  「えー!もったいない!」

由依  「だって」

玲  「お礼だけでもいいんですから連絡しましょうよ!」

保乃  「ほら!貸してください!」

由依  「え!?ちょっと!まって!」

保乃  「はい!送りました!」

由依  「えー!ちょっともう〜」



見ると、ほんとに渡邉先生に連絡していた


由依  「ちょっと!どうすんのよ!」

玲  「まぁまぁ、応援してますよ!由依さん!」

保乃  「絶対上手く行きますって!」

由依  「あ!もう髪崩れるから!」

保乃  「由依さんって頭撫でたくなるんですよ!」

由依  「どゆこと笑」




結局次の整体まで渡邉先生は連絡がこなかった








由依  「こんばんは」

理佐  「由依さん、こちらどうぞ」

由依  「あ、はい」



なんかいつもより暗い?疲れてるのかな


理佐  「じゃあ始めますね」

由依  「お願いします」



なんか今日はあんまり話しかけてくれないな〜

でもやっぱり先生の手は気持ちよくて少し眠くなってきた時に急に激痛が走った


由依  「いっ!!」

理佐  「由依さんこの前一緒にいた人って会社の人ですか?」

由依  「この前?っ!」

少し強いまま話しかけてくる

理佐  「はい、由依さんの頭撫でてた」

由依  「あ〜保乃かな?後輩ですよ」

理佐  「そうなんですね」

由依  「いたたたっ先生今日強くないですか?」

理佐  「そうですか?」

由依  「はいちょっと痛い、です」

理佐  「じゃあこっちとどっちがいいですか?」

由依  「へっ?」

そう言うと服の中に手を入れて直で腰を触ってきた

由依  「ひゃっ///ちょ、先生?」

理佐  「やっぱり細いですよね由依さんって」

由依  「っあ、あの///」

理佐  「由依さんいつも顔赤くして施術受けてて可愛いですよねほんとに」

由依  「っ///」

理佐  「じゃあ今日はこれで終わりです。」

由依  「えっ!」

理佐  「もっとやって欲しかったですか?」

由依  「なっ!ち、違います!///」

理佐  「あ、あと連絡ありがとうございます。あれ見ちゃってモヤモヤしてたので返信返せてなかったですけど、嬉しかったですよ!」

由依  「あれって?」

理佐  「ではまた次回!」


そう言って頭を撫でてウインクをしてきた

由依  「っ!チャラい!」














玲  「え!由依さん頭パンクするんじゃないですか?」

保乃  「いいな〜そんなイケメンに頭ぽんぽんなんて」

由依  「なんか保乃にヤキモチ妬いてたっぽいよ」

保乃  「え!私ですか?」

由依  「うんなんか前の保乃が頭クシャクシャにしてきたやつを見てたんだって」

保乃  「えー!めっちゃ可愛いじゃないですか!」

玲  「由依さんにもうめっちゃどハマりしてますねその方」

由依  「え///」

保乃  「今日ですよね?整体の日!良い報告待ってますからね!」

玲  「待ってますよ!由依さん!」

由依  「え!ちょっと!」


なんか今日行くの緊張してきたな


午後の仕事ももう少しというところで、スマホが鳴り、ちらっと見てみると渡邉先生からだった

由依  「っ!」

すぐに見ると、


📱 理佐 (由依さん!今日少し早めに来ていただけませんか?忙しかったら全然大丈夫ですので!)


由依  「どうしたんだろ」

玲  「あ!由依さんの分私たちやっときますんで!」

保乃  「早く行って来てください!」

由依  「え、でも」

玲  「今度ご飯連れてってくださいね!」

保乃  「あとこれだけだし全然大丈夫ですよ!」

由依  「わかった、ありがとう!今度ご飯行こ!」

玲・保乃  「頑張ってくださいー!」





少し早上がりし、急いでいつもの整体院へ向かった














理佐  「由依さん!お疲れ様です!来てくれたんですね!」

由依  「はい、どうしたんですか?早く来てなんて珍しいですね」

理佐  「今日は由依さん最後の日なので由依さんと早く会いたくて仕方なかったんです」

由依  「えっ///」

理佐  「じゃあ始めますよ」

由依  「あっ、はい」








理佐  「だいぶ凝りも治りましたね!」

由依  「はい、お陰様でめっちゃ体が軽いです」

理佐  「それは良かった!」


いつものように話していると、急に手が止まる先生


由依  「先生?」

理佐  「……」

由依  「っ!先生///」


急に頭を撫でてきた

いつもより優しくて温かい

少し体を起こそうとすると肩を押され戻されてしまう


理佐  「由依さん、可愛すぎるよ」

由依  「へっ///」

理佐  「顔見せて」


そう言うとうつ伏せだった体を動かされ、仰向けにされる

由依  「っ///」

理佐  「もうとっくに時間は終わってるんですよ」

そう言われ、確認するとほんとに時間が過ぎていた

由依  「えっ、あ時間!」

理佐  「もっと一緒にいたい」

由依  「///」


簡単に体を起こされ、先生の腕の中にすっぽりと収まってしまった

理佐  「由依さんって私の事好きですよね?」

由依  「えっ///」

理佐  「違いました?残念」

由依  「ち、違います!好きです!!…あっ///」

理佐  「ふふ、可愛すぎる!!」

由依  「もう!帰ります!」

理佐  「このまま帰すわけないじゃないですか〜」


由依  「バックハグ///」

理佐  「あははっ!由依さんってほんと面白い!で?由依さんは私とどうなりたいんですか?」

由依  「え、…」


ニヤニヤしながら見つめられ、段々顔が近づいてくる

由依  「そ、それは///」

理佐  「それは?」

由依  「ち、近いです///」

理佐  「由依さん?それは?」

由依  「こ、恋人になりたいで……んっ!?」


言い終わる前に口を塞がれ、先生の顔がゼロ距離に


由依  「っ!?///」

理佐  「私たち付き合おっか、由依」

由依  「…うん///」


整体院の先生はとてつもなく意地悪だけど、イケメンで優しくて温かい人でした。





終わり







読んでくださってありがとうございました!🙇‍♀️