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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

何とも切なくやるせない気持ちになる話でしたね。



テレビ東京  金曜24時52分

「季節のない街」第6話


主演…池松壮亮

脚本…宮藤官九郎

演出…渡辺直樹



リッチマンと呼ばれるホームレスの父親(又吉直樹)はいつも現実逃避をしていて、以前は知的なエリートだったのか蘊蓄を並べ、理想の家を建てるならどんな家にするかを語り続けます。



いつも息子は相づちを打って聞いてあげています。




食料調達は息子の役目で、商店街の飲食店の人たちから、お恵みをもらっています。



寿司屋から加熱して食べなきゃいけないと言われた〆鯖を、父親が蘊蓄でこのままが美味しいと言うので2人してそのまま食べてしまいます。




見ていたネコのトラ(皆川猿時)は必死で止めようとしますが、悲しいかなネコの言葉は通じず…




親子は腹痛に見舞われ、息子の方は憔悴していく一方で、父親が誰にも救いを求めなかったので、住民たちが気づいた時にはもう手遅れで亡くなってしまいました。




亡くなる前に息子は家にプールが欲しいと言い、プールのある家で喜んでプールに浮かぶ想像の映像が、何とも胸をしめつけられました。




もっと欲しいものをおねだりしてくれて良かったのに…

という父親の言葉が痛ましかったですね。

又吉直樹の淡々とした抑揚のない口調や

演技がハマってました。




今回の評価は…8








このドラマ、やはり三姉妹の恋愛模様が中心になっていくようなので、オジサンの私めはただ何となく見る感じになっております。




ちなみに金曜日は「イップス」と「君が獣になる前に」は記事をリタイア。

「ダブルチート」と「JKと六法全書」は見てはいるのですが、初回から記事を書きませんでした。




「ダブルチート」も「JKと六法全書」も面白いので記事を書けば良かったと後悔しております。なかなか見きわめが難しいですね。




TBS  金曜22時

「9ボーダー」第4話


主演…川口春奈

脚本…金子ありさ

演出…坂上卓哉




このドラマは三姉妹の実家であるレトロな銭湯が舞台になっています。

北区滝野川にある稲荷湯という実際の銭湯を使って撮影しているので、雰囲気がリアルで、何かホッとするものがありますね。




リビングはスタジオセットなので、そこはちょっと浮いてますけどね。




何だかいろんなことに疲れてしまった金曜日の夜に、銭湯の大きな湯船に浸かっている人を見ていると何だか良いな~って気になりますね。





ドラマの中身は火曜10時枠っぽいんですが、金曜10時にやる意味をやっと見つけました。

TBSにそんな気は無かったかもしれませんが…(笑)




さて、三姉妹ですが会社をやめた七苗(川口春奈)は記憶喪失のコウタロウ(松下洸平)と一進一退って感じ。




恋より七苗は仕事をとうすんだ?もあるし、コウタロウも自分は何者なんだ?がありますからね。




六月(木南晴夏)は意地をはるのをやめ、夫と会って離婚を決めることに…




強がりやの六月には、松嶋(井之脇海)が優しく寄り添ってくれます。

しかし、もう六月は恋愛はしたくないみたいで、まだまだ先は長そうです。




もっと無理そうなのが末っ子の八海(畑芽育)で、密かに慕う陽太(木戸大聖)はそもそも七苗のことを好きだし、八海のことは赤ん坊の時から知っているので妹のようにしか思ってくれません。

ここが一番大変そうですね。




3人の恋の行方より、そろそろ出てきそうな3人の父親役を誰が演じるのかそちらが気になってきました。




読者の皆さんは誰だと思いますか?

今回の評価は…7



理事長(余貴美子)と院長(梶原善)が殺人がらみで逮捕されたら、そりゃ出資者も引いていくし、経営も危うくなりますよね。



そんな病院、患者もよりつかないでしょう。前理事長が病院内で殺されたんですから。




普通ならどう信用回復するかに躍起とならなきゃいけないし、前院長だった理事長、院長、前回は副院長までいなくなったんですから、医師不足もかなり深刻なのではないでしょうか。




フジテレビ  木曜22時

「Re:リベンジ~欲望の果てに~」第5話


主演…赤楚衛二

脚本…伊東忍

演出…柳沢凌介



なのに、出資金をより多く集めた方を理事長にする…って、そんな雑な選び方をしている場合か?って、もうそこからしてゲンナリしてしまいました。




大友(錦戸亮)はまだしも、こんな病院の危機に、医療は素人の海斗(赤楚衛二)を理事長にするなんてありえないじゃないですか。

リアリティーが無さすぎます。




このドラマのネックは誰にも思い入れが

持てないってところですね。

なので、海斗と大友と陽月(芳根京子)の三角関係がどうなろうと、海斗を好きな木下(見上愛)が急接近しようと、別にどうでもいいかなという感じになってしまうんですね。




どうせ、理事長になっても引きずりおろされるだけなんでしょう?とか先が見えてきたのもシラケてしまう理由かもしれません。




海斗がやるより大友がやる方がいいし、所詮勝てないと思うので応援する気になれないんですね。

困ったもんです…




今回の評価は…6