あの子には敵わない | 有安☆杏果応援ブログ

ココロノセンリツの歌詞ででてくる

「あの子には敵わない」


その「あの子」は加恋さんではないかと

いうのが私と左近さんの共通した意見ですが

多くのモノノフさんにはあまりにピンと

こないんじゃないかと思います。


もちろん私もそうであると

断言はできません。

真実を知っているのはモモカただ一人であり

特定の誰かを言っているのではないかもしれないし

もしかしたらメンバーの一人かもしれません。


この子ではないかと

いろいろ推測し合って議論するのが

ももクロではないかと思います。


ですので何で私や左近さんが

そう思うのか、当時を少し振り返って

行きたいと思います。


加恋さんは当時

子役界のスーパースターでした。

はかなげでもの悲しい演技には

涙無しではみられないくらい

胸を締め付けられるものがありました。


しかし、モモカも芸歴は長いし

数々のCMに出演したり、なんと言っても

EXPGでは一目置かれるほどの

キッズダンサーでもあったので

それなりの自負はあったかと思います。


モモカには夢がありました。

もっとドラマで活躍したい。

CDデビューしたい。

HeyHeyHeyに出演したい。



しかしそのどれも叶うことの無い夢でした。



一方、加恋さんはといえば

4年生でCDデビュー





4年生で本を執筆



5年性でファースト写真集とDVDを出版





出演ドラマ、CM、バラエティは数知れず。

とくに実写版「ちびまる子ちゃん」では

たまちゃん役以外は全員オーディション



始球式もやりましたよ。

このころから女優魂!

この圧倒的な差!

ですので、ドラマで共演しても

所詮敵(かたき)役、モモカにファンがつくことは

ありませんでした。(一部除く)




ですので、モモカからしたらこの頃の

加恋さんは、ほんとに雲の上の人。

自分の持ってないものすべてを

持っている人でした。



どんなに頑張っていても

この人気の格差だけは

どうしようもない問題でした。


そしてモモカは新天地を求め

スターダストに移籍し

アイドルとして初ステージを

披露することになる。


「みんな見に来てね」



2009年2月14日バレンタインデー

ところがこの日

なんと加恋さんのセカンド写真集の

イベントが銀座福家書店にて開催される。



サイン入り写真集とDVDの2つを購入すると

手渡し握手と自分のデジカメで加恋さんを

撮影できた。


この日に私が撮影した加恋さん



もちろんみなさん加恋さんのイベントを優先。



「私っていつもそう、なんてついてないんだろ」


初舞台をファンに見てもらいたかった・・・

モモカは落胆した。



しかし、両者の出演時間に

若干の時間差があったので

(左近☆さん調べ)

かろうじてモモカの初舞台を見てから

加恋さんのイベントへ直行!

だから私は「星間飛行」を見てないんです。


こういう現状を見てきたので

「あの子には敵わない」

とモモカが言うと、当時その全てを持っていた

加恋さんをどうしても思い浮かべるのです。



その後、モモカは幾多の試練を乗り越え

現在ではメロス級のモンスターファンも数知れず

CD、DVD、写真集、テレビや映画の出演など

当時の加恋さんをはるかに超える人気ぶり。



一方、加恋さんは人気子役の宿命から逃れられず

その後のテレビ出演はぱったりなくなったが

芝居がとにかく好きだったので、しばらくは

舞台女優として演技力に磨きをかけた。


初主演舞台「神様の観覧車」ラストで号泣

それらの活躍が認められ、子役から

本格的な女優への階段を上り始め

現在は声優やらラジオのパーソナリティやら

ドラマ、映画の出演も多数。


「牡丹と薔薇」ではこんなシーンもあり

もはや子役からは完全に脱却した。

そんな芸能界で戦い続けた二人が

10年の歳月を経て、お互いの活躍を

認め合えるような関係になったことに

深い感動と喜びを禁じえない。


一つのドラマがきっかけで

こうした劇的なドラマが生まれるなんて

そしてそれをずっと見てこられた幸せ。


ほんとうにこの子達の成長の記録は

どんなドラマよりも素晴らしい。





とりあえずまた、明日からクラシックかな。