様々なニュースをお伝えする＜News Angle＞。今回は、築地市場跡地の再開発について三井不動産を中心とした企業グループに決定したと発表しました。このニュースをお伝え致します。
東京都は一昨日(19日)、築地市場跡地の再開発の事業予定者について、三井不動産を代表企業とするグループ「ONE PARK×ONE TOWN」に決定したと発表しました。中核となる5万人規模の大規模集客・交流施設やMICE施設などを水辺に整備します。
グループの構成員は、三井不動産を代表企業とし、トヨタ不動産、読売新聞グループ本社、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店、日建設計、パシフィックコンサルタンツ、朝日新聞社、トヨタ自動車の全11社となっています。所在地は東京都中央区築地五丁目及び六丁目各地内。2018年(平成30年)に豊洲市場に機能移転した築地市場の跡地を中心とした19万4,679m2の大規模開発を行います。
再開発では、東京のウォーターフロントの「新しい顔」を目指します。舟運や空飛ぶクルマ、地下鉄新駅を見据え、陸・海・空の広域交通結節点を形成します。
5万人規模のスポーツ大会、コンサートなどにも対応可能な全天候型の大規模集客施設を軸に、国際会議などにも利用可能なMICE施設などを整備。集客施設には、ラウンジやスイートルーム、貴賓室等のホスピタリティエリアも設置します。また、イベント時以外はコンコースの一部を開放。ウォーキングやジョギングなどのコミュニティスペースとして活用されます。屋上の緑と浜離宮恩賜庭園の緑が連続して見渡せるビュースポットなども整備します。
MICE施設は約1,200人規模のホールルームを中心に、エリア内の各機能を活用し、国際学会から数万人規模のイベントに対応。観光利用の舟運ネットワークやナイトクルーズに加えて、近隣の浜離宮恩賜庭園や築地場外市場などの観光資源を生かした築地ならではの「アフターMICE」を提供します。
また、築地場外市場の活気を引き込むプロムナードを形成し、賑わいの空間を創出。築地ブランドを発信し、「食」や「文化・芸術」を堪能できるフードホールやシアターホールを整備します。シアターホールは1,200人規模となります。
近隣の医療機関と連携した、ライフサイエンス分野のイノベーション拠点も整備。隅田川の河川水熱を利用した熱供給施設を設けるなど、再生可能・未利用エネルギーの活用による省エネも推進。大規模な緑化により緑被率40％を確保します。
2025年(令和7年)度に先行にぎわい施設を着工。2032年(令和14年)度を目途に大規模集客施設を含む第一期建築工事が完了し、2038年(令和20年)度に第二期建築工事が完了予定だということです。
築地市場跡地再開発
三井不動産を中核とした「ONE PARK×ONE TOWN」プロジェクトが落札
2025年(令和7年)度に先行にぎわい施設を着工。2032年(令和14年)度を目途に大規模集客施設を含む第一期建築工事完了し、2038年(令和20年)度に第二期建築工事完了予定
という訳で、かねてから話題となっていた築地市場跡地の再開発を三井不動産を中核とした「ONE PARK×ONE TOWN」プロジェクトが落札しました。
最大5万人規模を収容することが出来る全天候型の大規模集客施設を軸に、国際会議などにも利用可能なMICE施設などを整備。集客施設には、ラウンジやスイートルーム、貴賓室等のホスピタリティエリアも設置されます。また、イベント時以外はコンコースの一部を開放。ウォーキングやジョギングなどのコミュニティスペースとして活用されます。屋上の緑と浜離宮恩賜庭園の緑が連続して見渡せるビュースポットなども整備されます。
来年(2025年(令和7年))度に先行にぎわい施設を着工し、2032年(令和14年)度を目途に大規模集客施設を含む第一期建築工事が完了し、2038年(令和20年)度に第二期建築工事が完了します。
果たして築地エリアがどう変化していくのか?
今後も注目していきたいと思います。