有安杏果ソロライブ ココロノセンリツ〜feel a heartbeat〜Vol.1
最終日の東京国際フォーラム公演に行ってきました。
昨年の横浜アリーナのVol.0に続いて2回目。
自分の推しでもない子のソロライブに幸運にも参戦させてもらって
果たしていいんだろうかという気持ちもありながら。
でも僕は「有安杏果」という人間の才能を信じているので
それをずっと見届けたいと思っているんです。
音楽にかける情熱はももクロの中でも誰よりも熱いものがある。
天性のリズム感と音感。
そして決めたことは絶対に最後までやり通すという強い意思。
元々彼女にはその素質がありました。
Z伝説の歌詞には「歌もダンスも誰にも負けない」と出てきます。
もちろんこの曲が書かれた当時は、「ももクロの中で誰にも負けない」
という意味だったのだと思いますが、彼女がそれを意識してか知らずか、
本当に「誰にも負けない」人になろうとしているように思えます。
(いや杏果本人は実際に誰かと競うようなことはしないでしょうから、あくまで
「気持ちの面で」ということです)
ピアノの弾き語りに始まり、バンドを従えてのボーカル&ダンス。
ギターを織り交ぜつつ、ドラムも披露、アコギでの弾き語りもやってしまう。
セトリは全て自分のオリジナル曲。
提供曲もあるけど、数多くの曲を作詞、作曲しています。
そして観客達を楽しませるMC。
そのどれもが素晴らしいものでした。
こんな多才な人を僕は知りません。
よく有安杏果は「努力の人だ」と評されます。
でも、僕は「努力し続けることができる才能を持った人」だと思うんです。
人間誰しも少なからず「才能」を持って生まれてはくるけれど、
それを活かすか殺すかは、結局その人の努力次第。
その人の生き方に関わってきます。
杏果は、身をもって才能を活かす生き方を具現化してみせてくれている
それがものすごい輝きと羨望となって僕には見えるのです。
「すごいなぁ。自分も杏果の100万分の1くらいだけど、
今できることを頑張ろう。もっと努力しなきゃな」
そう思えるわけです。
まだ彼女は22歳。まだまだこれから伸びていくことができる年齢です。
本当にこれからの彼女の活躍が楽しみで仕方ありません。
ライブの最後、アンコールのラスト「心の旋律」では、じっくりと聴いて欲しい
という彼女の希望で着席を即された観客達。
しかし、曲が終わると、一斉に大きな拍手が湧き起こり、誰からともなく立ち上がり、いつしかスタンディング・オベーションとなりました。
こんなことは中々ありません。
少なくとも僕が行ったライブでは見たことありません。
そしてステージから捌けた杏果を促すように全員の拍手が揃っていく感じ。
ひょこっと戻ってきてからのダブルアンコール。
あれこそ最高のライブだなぁ、と感じられる瞬間でした。
。。。。
なかなかの長さになってきてしまったので、今日はここまで。
もう一つ、彼女が成長を遂げた「伝える」ということについても書きたかったのだけど、それはまた明日にでも。