昨日の続きから

 

杏果の「伝える」ということについて

 

自分の歌を通して人に何かを伝えたいという気持ち、これがVol.0

から大きく成長した点だと思います。

 

自分はVol.0.5を見ていないので想像でしかありませんが、

恐らく0.5の時にもその兆しはあったのだろうと思います。

 

それが「初めて他の人に何かを伝えたいと思って書いた」

「小さな勇気」という曲。これが0.5における核となる曲であったことは

言うまでもありません。

 

今回のVol.1ではその傾向が一層色濃く出てきたと言えます。

 

個人的には「ヒカリの声」「色えんぴつ」の2曲に特に現れていたと思います。

特に「色えんぴつ」には衝撃を受けました。

歌詞もそうですが、曲調も非常に重層的で深いです。

 

「米子の夜」について書いているというツイートも何件か見ました。

そうなのかなとも思うし、

僕には、自分を過小評価しがちな杏果の

普段から抱いているモヤモヤした気持ちを

「もしかしたらみんなもそうなんじゃない?」

という視点で書いた曲のように聞こえました。

 

歌詞がまだ公開されてないのでね、本当は違うのかもしれないけど。

早く歌詞をじっくり読んでみたいなと思います。

 

(抽象的すぎて何言ってるか分からないけどこの重厚さはすごい。

自分で曲を書くようになってわずか1年足らずでここまでのものを作ってきた

と言うのはちょっと末恐ろしいと言うか、ほんと「将来が楽しみ」です)

 

そして、一番強く感じたのは、

杏果がよりファンの気持ちに寄り添おうとしている

ということ。

 

ソロライブを見て、あまりにももクロの「有安杏果」から飛び出し過ぎて

遠くに行ってしまったと感じている人も少なからずいるようですが、

僕には、むしろ、今までと変わらず、いや

より一層、ファンの傍に寄り添おうとしているように感じられたのです。

 

最後のスピーチで、

彼女は

「人間、住むところと最低限の食べ物があれば生きていけるかもしれない。

 でもそれだけじゃ、ココロが死んじゃうと思うんです。

 私は、みんなのココロに栄養を与える、そんな存在になりたい」

(ちょっと自分流アレンジ入ってます・・・)

そう言ってみせました。

 

何も変わっていないし、目指すところはももクロと同じ「多くの人を笑顔にする」

ということなんだと。

 

僕は国立での夏菜子のスピーチを思い出しました。

あれに匹敵するくらいの感動を覚えたのです。

 

自分で曲を書くという大きな武器を手に入れた彼女は

これをきっとももクロに持ち帰って

ももクロをさらにパワーアップさせてくれることでしょう。

 

だから何も心配いらないし、むしろワクワクすることしかないんじゃない?

って思うんです。

 

 

おっとー!! やべー0時超えちまった・・・

毎日更新できなかったよ orz