身体は食べたもので出来ている
加工食品診断士のMichikoです^^
春分を過ぎて、野菜も花を咲かせて種を作る準備をしています。
上は大根 真中は小松菜 下はルッコラ
さて、大豆には毒があることは、割と知られています。
そして野菜にも毒があるとはあまり知られていないかも。。
走って逃げられない植物は、虫や動物から食べられない、もしくは食べられたとしても、子孫を絶やさない努力をしてきたのです。
種を食べられても、動物の胃の中で消化しづらい物質を作ったり、青い状態の実を食べると中毒を起こすような物質を作って身を守ってきています。
例えば、大豆や玄米に含まれる、フィチン酸は、ミネラルの消化吸収を阻害する物質です。
なので豆とか種などは、1晩(もしくはそれ以上)水につけて、植物が発芽できる状態、ブロック解除してから調理する必要があります。
そして味噌や醤油を作る際、発酵させる過程で毒素が消えていくことを、先人は知っていたのでしょう。
ほうれん草などの青菜は、茹でこぼしてから食べるなど、野菜を食べる際は、下処理が必要なものがいくつかあります。
野菜などのファイトケミカル、抗酸化物質は、本来は虫から身を守る野菜の叡智、人が食べて体にいいかは、人によって違うのかもしれません。
そして、
「野菜を食べてくれなくて困る」
「豆類があまり好きではないみたい」
という旦那さんやお子さんに困ってらっしゃる方も見えますよね?
ここからは私の勝手な推測です。
男性や子どもが、野菜や豆類を好まないのは、
野生の感性が優れているのかも、と思います。
もともと毒を含む植物を感覚的に知っているから、自分の身を守るため、感覚的に(理由も無く)食べない、のかもしれないと思います。
もちろん、頭で考えて食べている方はこの中に入りません。
そして女性は、
割と野菜や豆類が好きな方が多いですよね?
女性の生命力は、男性より高い、
というのはよく知られたところ。
小林正観さんの本で、
「女性は身体の血液が半分以上出血しても死なないが、
男性は女性よりかなり少ない出血でもショック死してしまう、
だから女性は強いけど弱いふりをし、
男性は弱いので強いふりをする」
というのを読んだことがあります。
女性はどちらかというと、好奇心旺盛でチャレンジ精神があるような気がします。
なので珍しい野菜とか、真っ先に食べたりしませんか?
野菜や豆の毒素も、うまく取り入れて、身体に溜まったごみ処理に使ったり、栄養素としてうまく体に取り込んだり、その毒素を溜めこんで、どこかで発揮する機会を狙っている、なんてね
まさに薬草魔女、、(笑)
まぁ、どんな食材も、質や食べる量で、毒にも薬にもなるのだから、偏って食べ続けることや、食べ過ぎが一番よくないですね。
適当にバランス良く、自分の感覚で食べるといいのでは?思います