昨年の今頃は…

 

 

僧帽弁閉鎖不全症の犬まめの看病の毎日でした。

 

年末に発作で入院し、大みそかに帰ってきた。

 

心臓は肥大し、肺水腫も起こりやすい、

 

いつどうなるかは覚悟しておいて、と先生。

 

 

 

帰ってきてからしばらくは毎日ぐったりしていて、

 

食べないことが多かった。

 

 

 

病院の先生は、

 

「命にかかわるから、無理しても食べさせて」

 

と、スプーンにつけたチュールを

 

犬の鼻につけて、ペロッと舐めさせる

 

を見せてくれました。

 

 

家でも実行しようと思いましたが、

 

上手くいかないどころか、

 

犬は「ウゥ…むかつき」と怒ります。。

 

 

そうだよね、食べたくない時に、

 

無理しても食べる、って本能には無いね。

 

 

左脳で食べてた私なんかは、

 

これは栄養になるから食べる

 

みたいなことしていたけど、

 

動物は本能で生きているから、

 

要らないものは要らない、

 

不必要におせっかいを焼くと、

 

「ウゥ…」と言って威嚇する。

 

 

 

それでも本当は食べてもらいたい、

 

でも無理強いはしたくない、葛藤。。

 

 

 

その後、調子がよくなって、

 

沢山食べれるようになった時もあった。

 

お腹の調子が悪く、食べられない時もあった。

 

調子の悪い時、酸素室だけは、

 

無理しても入れるようにしていた。

 

 

 

 

私自身について思い出した。

 

それは苦々しい保育園時代のできごと。

 

 

 

食が細すぎる私は、保育園のお昼ご飯を

 

みんなと同じ速さで食べられず、

 

先生が付きっきりで、食べさせられる

 

完食するまでずっと横にいる。

 

その日、無理して何とか食べることができました。

 

 

 

そして3時になり、おやつの時間。

 

これも食べなければならない。。

 

お腹いっぱいなのに、食べないといけない…

 

 

 

そしたら、気持ち悪くなり、

 

お昼に食べたものが胃から… 嘔吐しました。

 

我慢の限界だったようです。

 

そうとうなストレスだったのでしょう…

 

(以後、先生は私に無理に食べさせることはしませんでした)

 

 

 

この苦い体験を経験しているから、

 

犬にも無理に食べさせることができなかった。。

 

 

 

いつ死んでもおかしくない、

 

と言われたまめ。

 

そこから3か月超持ちこたえ、

 

時にはお散歩も出来たし、

 

宅配のお届け時には、元気に吠えていた。

 

 

 

3月31日に急に心臓発作を起こし、

 

手の中で身体をさすり、

 

「大丈夫、大丈夫だよ」と声かけ、

 

心臓の鼓動が打ち始め、復活できました。

 

その後は、食べない状態が続き、

 

4月3日の早朝、穏やかにお空に旅立ちました。

 

 

 

しばらくは、

 

病気について本当の意味で向き合えていなかった、

 

恐れてばかりだったことに後悔の日々、

 

深い悲しみを味わいました。

 

 

 

今はペットロスも癒えています。

 

私のもとに来てくれたこと、

 

いろんな体験をさせてくれて、

 

いろいろ教えてくれた存在。、

 

本当に感謝しかありませんニコニコ