今日から「課題分析標準項目」改正の各論を、重箱の隅をつつくように(笑)論じてみたいと思います。

その1は「項目の整理」について。

 

自分のアセスメントを振り返るため「課題分析標準項目」をにらめっこするたびに、(重複してるところがいくつもあるな~)と思っていました。

 

改正前の項目に、たとえば「ADL」の項目がありますが、それとは別に「排尿・排便」「食事摂取」が項目立てしてあることなど。「排泄や食事はADLのひとつじゃん」って、いつも思っていました。

あとは、「認知」と「問題行動」が別々になっていて、項目順で言うと「認知」が13、「問題行動」が20。記入する内容はちがっても、お互いが関連深いはずなのでつづきで項目立てされていたほうがいいのになあ、と思っていました。

 

そんな重箱の隅だったのですが、それぞれの項目にどんな内容のことを書けばよいか示されていたり、認知と行動心理症状が一つの項目にまとめられてたり、そんな整理がされています。

 

そういうところから見ても「『課題分析標準項目』熟成されているな~」と感じました。