まだまだ終わる気配がありません!笑
なのであと2、3話ぐらい続くと思います!


SISTER 中編からお読みください!







由依side


  「あ、由依ちゃん!」


由  「え」


  「やっと会えた!」



由  「保乃?」

保  「そうそう!久しぶり!」



保乃というのは私がここに引越しする前に隣に住んでいた1個上のお姉ちゃんみたいな人だ


由  「久しぶりだね!なんでここに?」

保  「由依ちゃん引っ越してから全然連絡くれへんから私から会いに来ちゃった!」

由  「ごめんね!ちょっと色々あってさ」

保  「今からデート行かへん?」

由  「どこ行くの~?」

保  「んふ、内緒!行こいこ!」

由  「わっ!ちょっと!」






保乃と一緒にショッピングモールを回って、今はカフェでココアを飲んでいる


保  「由依ちゃん新しい家族とはどう?」

由  「お姉ちゃんができた」

保  「……ふーんそっか!」


プルルル


由  「あ、理佐」

保  「理佐?」

由  「うん、ちょっとごめんね保乃」

由  「もしもし?どうしたの?」




由  「じゃあね」

保  「へ〜なるほどね」

由  「何?あっ!ちょっと返してよ!」


いきなり私のスマホを奪ってきて私に背を向ける保乃


保  「この人が理佐?」

由  「そうだけど」

保  「へ〜美人さんやなぁ〜由依ちゃんはこの理佐って人が好きなん?」

由  「へっ!?」

保  「さっきも電話中見たことない顔してたで?」

由  「そうかな」

保  「お姉ちゃんは私やのに

由  「え?保乃?」

保  「ううん」





それから保乃と2人で歩く帰り道、駅まで保乃を見送った



保  「また来るな由依ちゃん!」

由  「うん!また遊ぼう!」


手を振っていると、急にぎゅっと抱きしめてきた


由  「もー保乃早く帰らないとまたいつでも会えるからー」


スキンシップが多い保乃だからいつものことだと思っていたら、急に後頭部を引き寄せられて唇が重なっていた



由  「んっ!?」

保  「ふふ、キスしたらこんな顔すんねんな可愛い」

由  「もう!やりすぎだよ」

保  「顔溶けてるで?またな由依ちゃん!」









ガチャ


由  「ただいま〜」

理  「ん」

由  「ごめん買い物行ってくれたんだよね、ありがとう!すぐご飯作るね!」

理  「ちょっと待って」

由  「えっ、」



理佐にいきなり手首を掴まれ、振り向かされ、綺麗な瞳と目があう


由 「理佐?」


すると私の頬に手を添えて、なんだか悲しげな顔をしている理佐



理 「キスしてたでしょ」

由  「えっ」

理  「キスした後の顔になってる」

由  「……気のせいじゃない?」

理  「上書きね」




すると顎をクイッとあげられ、保乃とは違った唇の感触に唇が溶けてしまいそう





続く





読んでくださりありがとうございました!