BLAST!発売日
本日はももクロのニューシングル「BLAST!」の発売日です
私は昨日のうちに初回限定盤AB両方手に入れましたよ
BLAST!【初回限定盤A】
BLAST!【初回限定盤B】
というわけで未公開だった「Yum-Yum!」「境界のペンデュラム」も聴けたし、MVも見たしで軽くレビュー。
1.Yum-Yum!
ももいろフォーク村で良く歌われる「幸福グラフィティ」のももクロ版といった感じの食育曲。
なおかつ生きることへの賛歌とも言えるような、聴いてるだけで温かい気持ちになれる曲ですね。
そして驚くべきことにこれが前山田健一曲であるということ。
BLAST!がああいう曲なので、てっきり何時ものアイドル曲で来るかと思ってましたら、
伴奏がピアノとハンドクラップだけというシンプルなゴスペル調曲。
リズムはBPM115とゆったり目だし、彼特有の派手な転調や変拍子などのギミックもなし。
それでいて「こっちは真剣なんだよ!」といったセリフ部分や、
間奏部のバックに流れている好きな食べ物についてのフリートークなど、
ももクロらしいキャラクターを存分に引き出す前山田節も健在。
Hanabiも良かったけど、こういったミドルバラードもイケるのはちょっと意外でした。
こういった曲が出来るのも、メンバー各々の歌のスキルが十分に上がってきたからと言えるでしょうね。
それからBLAST!の冒頭が、ゴスペル調のフレーズからのスタートが謎だったのですが、
この曲を聴いてからだと、この2曲は見事に地続きになっていると感じられました。
通して聴くと、宮本純乃介Pの有安杏果への絶大なる信頼が感じられるのも嬉しいですね~。
2.Survival of the Fittest-interlude-
BLAST!のMV解禁前に公開されていた、Yum-Yum!からつなぐ曲。
直訳すると「適者生存 -間奏-」ですね。
意味は「強い者が生き延びるのではなく、変化に適応したものが生き延びる。」という進化論。
常に新しい挑戦をし、変化し続ける事でアイドル戦国時代を生き延びた、ももクロらしい言葉といえます。
何気にYouTubeの音質がかなり良い状態で上がってる。
勝負を目の前した人間の自問自答を、ラップとセリフの中間のような形で表現した曲。
作詞サイプレス上野というだけあって、韻を踏んでいてめちゃ格好良い。
それを女優、百田夏菜子が息を吹き込むのだから、他のグループでは出来ない表現に仕上がっている。
珍しく主役が明確になっている曲だし、このシングルで1番挑戦的な曲な気がしました。
しかしこれ、何でMVが収録されてないんだろ?
3.BLAST!
既にMVのフルバージョンが公開されている表題曲。
こちらの感想は既に少し書いてありますのでそれの補足。
やはり販売用音源は音質が段違いで、最初のズドンという低音から迫力が違う。
全体的に音に重みが出ていて、YouTubeやラジオの音源とでは印象が大きく変わるかと思います。
特に低音のブラスパートの存在感が凄い。
Aメロ部分の32小節、
「ズン・・ズンズン・ズンズズズンズン・ズンズンズンズン」
というメロディーラインとは全く違うシンコペーションのリズムが心揺さぶる。
全体的にメロディーと違うリズムベースが音の幅を広げ、曲に深みを与えてる気がします。
それからクレジット見たらゴスペルやジャズのプロシンガーが4人も参加しています。(気になってググった)
彼らのコーラスが曲をよりゴージャスに煌めかせてくれている。
本当に素晴らしいので、是非off vocal ver.の音源聴いて、リズムやコーラスを楽しんでみてください。
4.何時だって挑戦者
気持ちいいくらいに爽やかな、80'sジャパニーズロックの王道と言った曲。
特にこれと言った変化球はないですが、
「気持ち何時だって真っ直ぐに挑戦者」という歌詞の通りストレートな曲で、
スポーツをテーマにした今回のコンセプトにピッタリですし、私は凄く好きですね。
これまたオケのバンドが凄く良くて、ももクロちゃんのボーカルが見事にマッチしてます。
めちゃいいバンドだなぁ、誰だろ~ってクレジットみたらall instruments:R・O・Nって書いてある…
え、これ全部一人で演奏してるの
打ち込みじゃないよねこれ、めちゃくちゃ格好良いんですけど
これはダンス曲って感じでもないし、将来ももクロちゃん達がそれぞれの楽器が上達して、
バンドとしてこの曲を披露したらめちゃくちゃ燃えるな~とか妄想しました。
5.境界のペンデュラム
ゲーム音楽のフレーズをモチーフにしたり、早いBPMに、ちょっと厨二入った雰囲気のアレンジ。
なんとなく少し前のボカロ曲みたいだなというのが第一印象。
でもこのシングルの中で1番ももクロ曲っぽいしウケるだろうな~とも思いました。
コントラとかDNAとかそっち系な感じと思ったけど、よく見たら大隅知宇作曲なんだから当たり前か
こりゃまたバンドが格好良いので生演奏で聴きたい曲ですね。
それからMVも凄く格好良いですね。
BLAST!はあーりんのお茶目なところとか、織田信成さんとか少しだけ笑える要素がありましたが、
こちらは全編に渡って格好良いガチなももクロしか出てこない。
360°回るカメラアングルとか、割れたガラスの中を疾走するシーンとかこれまた厨二要素たっぷり。
高さんのコーンヘッド状に編み込んだ髪が、アスリートっぽさを更に引き立てて良いっす
自称高城曲と言っていたけど、実際に2番入ってからの格好良いダンスシーンではセンターですし、
クライマックスにもソロがあるので、そう言っても過言でないでしょうね。
あと個人的には、ありたまいのデュオで見せ場があるのもお気に入りです
それにしてもこれ、メロディーがめちゃくちゃ色んなパターンあって、
下手するとBLAST!より歌うのが難しいんじゃないかと思ってしまいました。
とりあえずは以上で簡単な感想は終わりです。
全体として曲のバリエーションは広いし、攻めた曲揃ってるし満足度は凄く高いです。
1番好きなのはBLAST!かなぁ。ライブやフェスで絶対に映えると思います。
ただ、今回の5曲はコール入れてブチ上げるタイプの曲がないので、
その辺が好きな人にはウケ悪そうかなぁとか個人的には思いました。
まぁゴリパンとかゴルヒスとか、その手の曲は去年結構増えたのでええんじゃないかな
あと個人的な不満点としては、せっかく大掛かりなPV撮影した割に、特典映像少ないなと。
(前作の特典映像とボリュームは同じだけど)
ドームトレックのドキュメンタリーほどは行かなくとも、もうちょっと多く入れて欲しかったですね。
まぁももクロChanなどでも未公開部分放送されてるので、それで補完するとしましょう。
兎に角、全体の完成度は素晴らしいと思ってるので、皆さん是非買ってくださいね~
<オマケ>
笑っちゃうと格好良いダンスが面白可愛くなっちゃう高さん大好き
私は昨日のうちに初回限定盤AB両方手に入れましたよ
BLAST!【初回限定盤A】
BLAST!【初回限定盤B】
というわけで未公開だった「Yum-Yum!」「境界のペンデュラム」も聴けたし、MVも見たしで軽くレビュー。
1.Yum-Yum!
ももいろフォーク村で良く歌われる「幸福グラフィティ」のももクロ版といった感じの食育曲。
なおかつ生きることへの賛歌とも言えるような、聴いてるだけで温かい気持ちになれる曲ですね。
そして驚くべきことにこれが前山田健一曲であるということ。
BLAST!がああいう曲なので、てっきり何時ものアイドル曲で来るかと思ってましたら、
伴奏がピアノとハンドクラップだけというシンプルなゴスペル調曲。
リズムはBPM115とゆったり目だし、彼特有の派手な転調や変拍子などのギミックもなし。
それでいて「こっちは真剣なんだよ!」といったセリフ部分や、
間奏部のバックに流れている好きな食べ物についてのフリートークなど、
ももクロらしいキャラクターを存分に引き出す前山田節も健在。
Hanabiも良かったけど、こういったミドルバラードもイケるのはちょっと意外でした。
こういった曲が出来るのも、メンバー各々の歌のスキルが十分に上がってきたからと言えるでしょうね。
それからBLAST!の冒頭が、ゴスペル調のフレーズからのスタートが謎だったのですが、
この曲を聴いてからだと、この2曲は見事に地続きになっていると感じられました。
通して聴くと、宮本純乃介Pの有安杏果への絶大なる信頼が感じられるのも嬉しいですね~。
2.Survival of the Fittest-interlude-
BLAST!のMV解禁前に公開されていた、Yum-Yum!からつなぐ曲。
直訳すると「適者生存 -間奏-」ですね。
意味は「強い者が生き延びるのではなく、変化に適応したものが生き延びる。」という進化論。
常に新しい挑戦をし、変化し続ける事でアイドル戦国時代を生き延びた、ももクロらしい言葉といえます。
何気にYouTubeの音質がかなり良い状態で上がってる。
勝負を目の前した人間の自問自答を、ラップとセリフの中間のような形で表現した曲。
作詞サイプレス上野というだけあって、韻を踏んでいてめちゃ格好良い。
それを女優、百田夏菜子が息を吹き込むのだから、他のグループでは出来ない表現に仕上がっている。
珍しく主役が明確になっている曲だし、このシングルで1番挑戦的な曲な気がしました。
しかしこれ、何でMVが収録されてないんだろ?
3.BLAST!
既にMVのフルバージョンが公開されている表題曲。
こちらの感想は既に少し書いてありますのでそれの補足。
やはり販売用音源は音質が段違いで、最初のズドンという低音から迫力が違う。
全体的に音に重みが出ていて、YouTubeやラジオの音源とでは印象が大きく変わるかと思います。
特に低音のブラスパートの存在感が凄い。
Aメロ部分の32小節、
「ズン・・ズンズン・ズンズズズンズン・ズンズンズンズン」
というメロディーラインとは全く違うシンコペーションのリズムが心揺さぶる。
全体的にメロディーと違うリズムベースが音の幅を広げ、曲に深みを与えてる気がします。
それからクレジット見たらゴスペルやジャズのプロシンガーが4人も参加しています。(気になってググった)
彼らのコーラスが曲をよりゴージャスに煌めかせてくれている。
本当に素晴らしいので、是非off vocal ver.の音源聴いて、リズムやコーラスを楽しんでみてください。
4.何時だって挑戦者
気持ちいいくらいに爽やかな、80'sジャパニーズロックの王道と言った曲。
特にこれと言った変化球はないですが、
「気持ち何時だって真っ直ぐに挑戦者」という歌詞の通りストレートな曲で、
スポーツをテーマにした今回のコンセプトにピッタリですし、私は凄く好きですね。
これまたオケのバンドが凄く良くて、ももクロちゃんのボーカルが見事にマッチしてます。
めちゃいいバンドだなぁ、誰だろ~ってクレジットみたらall instruments:R・O・Nって書いてある…
え、これ全部一人で演奏してるの
打ち込みじゃないよねこれ、めちゃくちゃ格好良いんですけど
これはダンス曲って感じでもないし、将来ももクロちゃん達がそれぞれの楽器が上達して、
バンドとしてこの曲を披露したらめちゃくちゃ燃えるな~とか妄想しました。
5.境界のペンデュラム
ゲーム音楽のフレーズをモチーフにしたり、早いBPMに、ちょっと厨二入った雰囲気のアレンジ。
なんとなく少し前のボカロ曲みたいだなというのが第一印象。
でもこのシングルの中で1番ももクロ曲っぽいしウケるだろうな~とも思いました。
コントラとかDNAとかそっち系な感じと思ったけど、よく見たら大隅知宇作曲なんだから当たり前か
こりゃまたバンドが格好良いので生演奏で聴きたい曲ですね。
それからMVも凄く格好良いですね。
BLAST!はあーりんのお茶目なところとか、織田信成さんとか少しだけ笑える要素がありましたが、
こちらは全編に渡って格好良いガチなももクロしか出てこない。
360°回るカメラアングルとか、割れたガラスの中を疾走するシーンとかこれまた厨二要素たっぷり。
高さんのコーンヘッド状に編み込んだ髪が、アスリートっぽさを更に引き立てて良いっす
自称高城曲と言っていたけど、実際に2番入ってからの格好良いダンスシーンではセンターですし、
クライマックスにもソロがあるので、そう言っても過言でないでしょうね。
あと個人的には、ありたまいのデュオで見せ場があるのもお気に入りです
それにしてもこれ、メロディーがめちゃくちゃ色んなパターンあって、
下手するとBLAST!より歌うのが難しいんじゃないかと思ってしまいました。
とりあえずは以上で簡単な感想は終わりです。
全体として曲のバリエーションは広いし、攻めた曲揃ってるし満足度は凄く高いです。
1番好きなのはBLAST!かなぁ。ライブやフェスで絶対に映えると思います。
ただ、今回の5曲はコール入れてブチ上げるタイプの曲がないので、
その辺が好きな人にはウケ悪そうかなぁとか個人的には思いました。
まぁゴリパンとかゴルヒスとか、その手の曲は去年結構増えたのでええんじゃないかな
あと個人的な不満点としては、せっかく大掛かりなPV撮影した割に、特典映像少ないなと。
(前作の特典映像とボリュームは同じだけど)
ドームトレックのドキュメンタリーほどは行かなくとも、もうちょっと多く入れて欲しかったですね。
まぁももクロChanなどでも未公開部分放送されてるので、それで補完するとしましょう。
兎に角、全体の完成度は素晴らしいと思ってるので、皆さん是非買ってくださいね~
<オマケ>
笑っちゃうと格好良いダンスが面白可愛くなっちゃう高さん大好き