ED MOTTA - criterion of the senses | みっきーの きままな音楽生活 70's-80's LIGHT & MELLOW GROOVE

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70年代~80年代~現代のAORを中心に、幅広く良質な音楽を紹介しています。
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皆さん、こんにちは。

さてさて、遅くなりましたが、
ブラジルの音職人 Ed Motta (エヂ・モッタ) さんの最新作でございます。

『AOR』、『Perpetual Gateways』と連続してAOR路線の作品をリリースしてきたエヂさんの都会派サウンド3作目でございます。

『criterion of the senses』

直訳して「センスの基準」と名付けられたこのアルバム。

はて。
センスの基準、尺度とは一体!?

まず、ジャケットがかなり印象的です。

ここにエヂさんの「センスの尺度」が見えますね。

眺めれば眺めるほどに面白いこのアートワーク。

巷ではこのカマキリジャケットが注目されています。

AORファンをはじめ全音楽ファンが崇拝する Steely Dan の中核人物 Donald Fagen が2作目にリリースした『Kamakiriad (カマキリアド)』は日本語の「カマキリ」+「イリアド」(世界史の教科書に出てくるホメロスの作品「イリアス」の英語読み)から作られた造語であったこと。
それから、Steely Dan の名盤すぎる名盤『Katy Lied (うそつきケイティ)』のジャケットが通称カマキリジャケ(正確にはバッタだが) だったことから、
2018年、この新たなカマキリジャケットの本作が注目されているのである。
よく見ると描かれているカマキリは漫画チックなタッチなのも、逆に面白いです。
足元に子供のカマキリ?が描かれていたり、見れば見るほど惹かれるジャケです。



ジャケットの話は置いておいて、

気になるのはそのサウンドですよね。

オフィシャルのYouTubeで試聴をしてみてください。

Ed Motta - Lost Connection to Prague (Teaser)

https://youtu.be/NlxuGEoxeBc

過去の都会派2作品より更に洗練され、

いわば70年代後半のAOR黄金期を意識したサウンドが主たるものだった過去2作品。

本作は80年代をも取り込んで、より都会的なサウンドへと変貌しているのが分かると思います。(ジャケは『Perpetual Gateways』のほうが直感的に都会的なデザインでしたが)

フルコーラスにてミュージックビデオが1本上がっています。

CDの7曲目の “Your Satisfaction Is Mine” です。
(アナログ盤ではB面の3曲目)

Ed Motta - Your Satisfaction Is Mine (Official Video)

https://youtu.be/M2YH2NQg7Y0

80年代のFunk/ブラコン(Black Contemporary)やAC(Adult Contemporary)っぽさがあって、それらのジャンルにハマりきらず、Steely Danっぽさまで感じられる、エヂさんの新しいサウンド。

この曲に限らず、本作はこういった路線でAORやシティ・ポップが好きな方から全般的にコンテンポラリーなサウンドが好きな方、ミュージシャンの方にまでオススメできる2018年の強力な一枚です。

夜の都会を快適なクルマでクルーズ、なんてシチュエーションがぴったりきそうな実にオシャレなサウンドが凝縮されております。

以下、トラックリスト。

Ed Motta - criterion of the senses
[Track List]
Side-A
1. Lost Connection to Prague
2. Sweetest Berry
3. Novice Never Noticed
4. The Required Dress Core
Side-B
1. X-1 in Test
2. The Tiki's Broken There
3. Your Satisfaction Is Mine
4. Shoulder Pads


更に、国内盤のCDにはボーナストラックが追加されています。
1~8は上記アナログ同様。
以下ボートラ
9. Sweetest Berry (Alt Version Organ)
10. Sweetest Berry (Alt Version Piano Solo)
11. Novice Never Noticed (Alt Solo)
12. X1 in Test (Alt Take 2)
13. The Tiki's Broken There (Alt Take)
14. Your Satisfaction Is Mine (Instrumental Version)



この『criterion of the senses』というアルバム
このタイトルの意味、意図について
国内盤メーカー ( P-VINE )のウェブサイトでは
「センスの尺度とは何か・・・? エヂ・モッタに我々は今、試されている!」
と書かれているが、果たしてどうなのだろうか。

私個人としては、エヂさん自身のセンスの尺度・基準がまさにこの作品なのだ!
つまりエヂさんが「私のセンスの基準はこれだ!」
と言っているように思えたりもします。
その言葉に対して本作を聴いた我々がどれだけ感覚(センス)として感じられるか、そこを試されているのかも?しれないですね~。


以下、amazonと楽天のリンクですが、
アナログ盤は180g重量盤で高音質仕様です。
手に持ってみると、とても丁寧にカッティングされプレスされているのが分かります。
(MP3ダウンロードカード等は付属しません)

CDにはボーナストラックが入っています。

【国内盤CD】(amazon.co.jp)


【輸入LPレコード】(amazon.co.jp)




【国内盤CD】(楽天)


【輸入LPレコード】(楽天)



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