個性とか、そういうの。 | ☆★☆ミュージック&リズムスTOKYO KIDS 通信☆★☆

個性とか、そういうの。

音楽を愛する皆さんこんにちは!!

毎度おなじみミュージック&リズムスTOKYOKIDS事務局スタッフのブログでございます。

「ミュージック&リズムスTOKYOKIDS」のワークショップでは
「自分で」「自分の楽器」を作ります。
その楽器は、同じ種類の楽器ではありますが、
それぞれ、大きさも違えば、出てくる音も違います。

そう。違うのです。いやもうバラバラよ(笑)。
それは、私たち一人ひとりと一緒で、
似ていることはあっても、同じではありません。

長いからダメ?
短いからダメ?
まがっているからダメ?
小さいからダメ?
高い音しか出ないとか。
低い音しか出ないとか。

いいじゃない(桃井かおり風に)
何も悪くないでしょう。それが、今、持っている楽器の個性です。
それぞれ違うものを持っているからこそ、一緒にやるのが楽しい。

たとえば、海外との交流だって同じ。
違うからこそ楽しいと思える。
人間だって、違うからこそ、好きになれる。
まぁ、嫌いになることもたくさんありますが(笑)。


全てを言われた通りに作っていたら、
「ミュージック&リズムスTOKYOKIDS」である意味なんて

これっぽっちもありゃしない!

「誰でもいい」っていうのは、とても器の大きな言葉だけど、
同時に怖い言葉だとも思っていて、
「君じゃなくてもいい」という意味に取ることもできると思うのです。

TOKYOKIDSは参加してくれた子どもたちじゃなくちゃできないイベントです。


たとえば、アメリカでは軍隊とマクドナルドは同じ理論で成立しています。

「誰がやっても任務遂行(店舗運営)ができる」

です。
戦略&戦術(製造)のマニュアル管理による徹底した合理化です。
そう考えると、TOKYOKIDSはまず無理ですね(笑)。
効率UPをすることはとても簡単だと思うのですが、
そうしたら、ある程度結果が見えたモノづくりになってしまう。
そこいらでやってるイベントと同じになってしまいます。

ちなみにワークショップを手伝ってくれるサポーターさんたちには、
注意事項などを記したマニュアルを事前に渡しはしますが、
それを頭の中に叩き込んで…

破棄してきてください!

というスタンスです。
ただのバイトのおにーさんおねーさんではなく、
「TOKYOKIDSサポーター」として、それぞれの表情が見たいのです。



君が作った楽器は、君がいちばんいい音を出せる。

私たちが考える個性とは、そんな感じです。
そもそも、人は違って当たり前。
一人ひとり違う子供たちを「ああしなさい、こうしなさい」と
最初にやったら、最後までそうすることになるでしょう。

バラバラのパワーを、それぞれイキイキした顔のまま、
いかにコンサートで結集し、発揮してもらうか。


個人的には、それがミュージック&リズムスTOKYOKIDSの
一番の楽しみなんです。
だからこそ、やりがいがあるのです。
実際は、不安だらけですけど。


すんません、すんげー当たり前のこと言っちゃいました。



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