連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

海斗(赤楚衛二)は天堂記念病院の広報部員として雇われ、父親智信(光石研)の死の真相を探り始めます。




フジテレビ  木曜22時

「Re:リベンジ~欲望の果てに~」第3話


主演…赤楚衛二

脚本…伊東忍、中村允俊

演出…金井紘



流石に何話かかけて明らかにするんだろうなと思ってましたが甘かったですね。




海斗はいとこの佑馬(青木柚)を巻き込んで、病院内の監視カメラで、智信の病室に忍びこんだ人間を特定しようとします。




大友(錦戸亮)にちがいないと思い込んでるんですが、消されていた映像を警備会社で確かめたら、病室に入ったのは鮎川(梶原善)でした。




投入したカリウムを持ち出す映像も残っており、海斗は理事会に乗り込み鮎川と市子(余貴美子)を問い詰めますが、そんなの証拠になるかと相手にされません。




すると大友は佑馬が見つけて海斗には隠していた鮎川が犯行後、カリウムを市子に渡す映像を見せ、




その映像を佑馬が市子に見せて消すように言うのを録音したものを流します。

大友は佑馬をうまく操って証拠をつかんだんです。

大友の方が海斗よりやはりうわてでした。



なんでそんなことしたんだとなじる佑馬に市子は激怒し、おまえがダメだからだろう!と組みかかり泣き叫ぶシーンは、息子を思うがゆえの口惜しさが溢れてましたね。




今回の市子は会長(笹野高史)にうまく取り入る大友に好きにされて、悔しがって叫んだり、




会長に実績を出してないのに文句を言うなと春巻を口に突っ込まれたり、




怪演たっぷりで、これでもう出ないのが残念です。




回を追うごとに怪物的な存在感を増しているのは笹野高史演じる皇一郎会長で、何を企んでいるのか謎です。




大友の素性や野心も気がついてそうですし…



理事長の座を手にしようとする大友と阻止しようとする海斗の戦いが始まるようです。




このドラマ、赤楚衛二と錦戸亮のW主演で良かったのにと、つくづく思います。




今回の評価は…7
















かつてはカッコいいキラキラした職業の役柄を次々に演じていた木村拓哉でしたが、年齢を重ねてそうもいかなくなり、




近年はボディーガードや警察学校の教官、ボクシング部のコーチといった裏方的な役柄に回るようになりました。




…で、このドラマ、事前の少ない情報ではゼネコンで橋の設計を担当する設計部部長ってことでしたが、フタを開けたら刑務所に入れられ囚人になってしまう役でした。




しかも刑務所の看守長(上川隆也)に「存在を反省しろ!」とまで言われてしまうんです。

う~~ん、木村拓哉を取り巻く環境は激変しましたが、ここまで虐げられる役をやるようになったかと感慨深いものがありましたね。





テレビ朝日  木曜21時

「Believe~君に架ける橋~」第1話


主演…木村拓哉

脚本…井上由美子

演出…常廣丈太




人たらしで建設現場の荒くれ者たちともうまくやっていた狩山でしたが、工事中にケーブルが外れ橋が崩落する事故が起き、死者まで出てしまいます。




これはケーブル納入業者が借金返済のために安くて強度の低いケーブルを納入したためと分かります。




しかし、官僚から天下りの磯田社長(小日向文世)は会社を立て直すために赴任したのに、不祥事は明らかにできないので、



社員を守るために罪をかぶるように狩山に頼み、執行猶予がつくし、社内でも復権できるようにすると甘いことを言って説得します。




男気を見せて罪をかぶった狩山でしたが、執行猶予はつかず1年半の実刑判決となり刑務所に収監されます。




更に追い討ちをかけるように、妻の玲子(天海祐希)が面会に訪れ、離婚届を見せ、がんで余命1年かも…出所する頃には生きてないと告げられます。




細かいことに気がつく狩山でしたが、玲子が痩せたのには気づいても、旅行と偽って検査入院に行ったのは気づかなかったんです。




面会室でのこの夫婦のやりとりは見いってしまいましたね。

何しろ脚本が木村拓哉の「GOOD LUCK!!」や「BG」、天海祐希の「緊急取調室」を書いてきた井上由美子ですから2人の扱いのうまさは絶妙です。




余計なことですが「緊急取調室」で木村拓哉を取り調べるのを見たかったな~なんて思ってしまいました。




妻の余命を知り、更に弁護士(斎藤工)を通じて社長に事実を明かしたいと伝えても隠蔽は変わらないと分かり、狩山はもうウソはつかないと玲子に手紙を送ります。



刑務所の中からいかに真実を明らかにし、生きている内に玲子に会って約束した橋を渡れるのか?

って話になるようです。




崩落事故のシーンはCGをうまく使って迫力がありましたね。

都内の橋みたいでしたが、どこに架ける橋だったのか謎でしたが…




賀来千香子は都知事役なので、あ~都内の橋だったのか?とわかった次第です。




小日向文世や、斎藤工、上川隆也、北大路欣也と周りはがっちり固めてますね。




竹内涼真はケーブル納入した業者で死んじゃった人と、刑事の二役のようですが、そっくりなのは何か意味があるんでしょうね。




重苦しい展開が続きそうですが、見ごたえありそうなドラマです。




今回の評価は…8














なんでこれ映画化したんだろう?ってものまで連ドラを映画化してしまうフジテレビ。




今やスポンサー収入が頭打ちのテレビ局は放送外収入をいかに上げるかに躍起になってるわけですが、




TBSが「TOKYO MER」の劇場版がヒットしたので、ウチもああいうのをやらないとな…って話になったのか…(憶測です)

このドラマ、どう考えても映画化する気が満々の作品に見えてなりません。




フジテレビ  水曜22時

「ブルーモーメント」第1話


主演…山下智久

脚本…浜田秀哉

演出…田中亮




山下智久の代表作「コード・ブルー」や先述の「TOKYO MER」と比較するのは敢えてやめときます。




このドラマの主人公、晴原(山下智久)は気象庁気象研究所の研究官。

内閣府が防災特命大臣をたて、その肝いりで発足したSDM(特別災害対策本部)の気象班のチーフでもあります。




大臣の園部(舘ひろし)は晴原の恋人で同じ気象学研究者だった灯(本田翼)の父親でもあり、災害時に死んだ灯の遺志を継いでこの組織を立ち上げ、晴原も協力しているのでした。




晴原はテレビにお天気キャスターで出ている時はにこやかで親しみやすいキャラですが、いざ気象に関しての防災面となるとクールで厳格なキャラになります。




ま~山下智久のお得意キャラではあるんですが、初回を見ての懸念点は、晴原は今回のようにいざ雪崩事故が起きてしまうと、




救助隊が二次災害にあわないように、状況を分析して危険を避けさせるくらいしかやることが無いんじゃないか?ってことで、




漫画では気にならなくても、ドラマだと主人公自身にあまり動きが少ないのはネックでは?と思ってしまいました。




仰々しい特別車両で乗り込んでもその場でやれることって、東京にいてもできそうなことなのでは?と思ってしまったりもするわけです。




災害現場での救助隊と医師の関係性とは

違いますからね。

現場でいかにSDMの気象班が活躍できるかがポイントです。




ただ、気象学から見た自然災害を描くというのは、今までなかったですし、異常気象で毎年何かしらの災害は起きてますから、題材としては期待しています。




お約束のようにSDMを快く思わず、何かと足を引っ張りそうな総務大臣(真矢ミキ)がいたり、




灯のいとこで晴原を敵対視するレスキュー隊員の優吾(水上恒司)がいたりと、そこ要る?って要素もからめそうですが、




興味深いエピソードが見られることを第一に期待してます。

今回の評価は…7