興味深い論考 | (・Θ・)

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有安杏果さんのファン(旧モモノフ)が勝手なことを書きます。

ネットを見ていたら、ちょっと興味深いblogを見つけました。

https://ameblo.jp/miyukidori151/

大筋では理解できるし支持できる内容ですが、2つほど気になることがありました。

# 上記ブログではイニシャルトークになっていますが、伏せる必要も無いので実名で以下記載します。

まず、川上さんとの関係です。

川上さんは割と思いつきでいろいろ振り回すイメージがありますが、実は「ももクロ(もしくは百田さん)第一」ということは全くぶれていません。

# ただ「ももクロ」なのか「百田さん」なのか、ちょっとわからないのですが、現時点ではどちらにしても差異はないので、便宜上「ももクロ第一」としておきます。

つまり、脱退の意向を示すまではももクロのメンバー=守る相手だったのが、脱退する=(5人の)ももクロを壊す敵になった、ということなのだと思います。

実際、上記ブログでも記載されていますが、川上さんと百田さん、玉井さん、高城さんは、悪く言えば子どもっぽいところがあります。

一方の有安さんは、年齢相応の乙女心(これもやや幼いのですが、他の3人に比べれば大人)を持つと同時に五十歳・六十歳のような達観した言葉を吐くことがあります(例:ピークになるとあとは落ちるだけだ、等)。

そういう意味では川上さんにとって、一番扱いにくい相手であったことは事実だと思います。

ただ、川上さんは、(ももクロを壊さない範囲の)差異は許容していたことはすごいと思います。

川上さんはしばしば「有安さんは一人だけ違っていて面白い」というようなことを述べていますが、これはなかなか言えない台詞です。

マネージメントをする側からすれば、異分子は取り除いた方がいろいろ楽なのですが、それを承知でギリギリまで残したし、脱退条件も常識の範囲でお互い悪くない範囲で収めたと思っています。

例えば、「急に脱退を言い出した」ということで、卒業ライブを開かない(これはよくあること)で送り出すとかも出来たはずですし、抜けて迷惑をしているといった発言もほとんどしていません。

そこらはもうちょっと評価しても良いと思いました。

 

次にあーりんさんとの関係ですが、ライバルであり、(おそらく)あーりんさんは有安さんにコンプレックスを持っていたことは事実だと思います。

何かのトークで「子役時代は『あの』有安杏果かと思っていて、かなわない相手だった」とあーりんさんが言ったのを受けて、有安さんが「それ、よく言うよね」と返していたシーンがありました(注)

加入して5年以上たっても、有安さんが「よく言う」というぐらい言っていたようなので、やはりコンプレックスはあったのだと思うし、「こんどは負けない」みたいなライバル心はあったと思います。

ただ、それ以上でもそれ以下でもなかったのではないでしょうか。

 

というのは、二人とも「プロ」だからです。

 

あーりんさんは「佐々木プロ」と言われることがありますが、有安さんも負けず劣らずプロ意識は高かったのです。

残念ながら有安さんは体調を崩すことも多く、また、全体を仕切る力がないことから、あーりんさんのように「プロ」と呼ばれることはありませんが、リハの時に必ずマスクをつけ、スタッフが聞きに来るくらいきちんとメモを取っていたのは過去のライブメイキングで明らかです。

また、リハでチャラチャラ遊んでいる3人をしりめに「こんなんでいいのかな」と2人で話していた、ということがどこかに書かれていましたので、あーりんさんが仕切る上で「有安さんも同じ考え」というのは(一番年下のあーりんさんにとって)心強かったのだと思います。

 

話を戻しますが、プロとしてソロコンを見るのなら、「よく出来た」「良かった」という視点以外に、参考になる点・ならない点などを見るのは当然だと思います。また、あーりんさんの意見は「(あーりんさんが)自分のソロコンなら」という視点での意見であることも重要です。

これは二人のソロコンに対するスタンスの違いが現れています。

有安さんの場合、中心なのは『有安杏果』であり、『有安杏果』という個人を「近くでみせる」ことを念頭に舞台設営をしていました。いっぽうのあーりんさんがみせたいのは「あーりん一座(=あーりん+3Bjr)」であり、「遠くからみせる」ことを念頭に置いていたと思います(実際、早替えなどは遠くからでもわかりますし、紙吹雪の中の早替えは近い方があらが目立ちます)。

そして、5万人を動員できるももクロにとって必要なのは、有安さんのようなスタンスではなく、あーりんさんのようなスタンスであり、 佐々木敦規ディレクターなどがあーりんさんを高く評価するのは必然だと思います。

(と、同時に、有安さんがももクロから抜ける遠因かもしれません)


(注)おそらくustreamの配信か何かだと思います。twitterに動画が張られていたのですが、文字興しするとこんな感じです。

あ「『有安杏果が来た』と思ったもん」

有「いっつも言うよね、それ」

あ「要するに、来たときに『有安杏果だ』って」

川上「有安杏果ってそんなに有名だったの?」

有「有名じゃねーよ、別に」

あ「子役界ではさあ」

川「子役会では」

古屋「ふうん、そうだったんだ」

あ「『がきんちょの有安杏果だ』って」