"リブログ" 0703「ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.0」 | 曇天航路を今日も征く~胸に愛國、手に酷災~

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そんなわけで二日目のアイドル横丁の後に廻したのは、ももかてぃゃんこと有安杏果ちゃんのソロコンサート「ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.0」@横浜アリーナでした。代々木公園の路上で踊っていたアイドルの卵が、グループでアリーナを埋めることができるようになり、それに加えてソロでもアリーナを満杯に出来るようになる。もう今後出てこないサクセスストーリーでしょうね。今回は、アイドル横丁からの廻しなので開演前の現場の様子はちとよくわかりませんが、事前認証・事前物販からして大盛況なようでした。

新横浜着が1630、そこから軽く食事を取り、1700に横アリに到着。事前認証してないので、開演に間に合うかなという不安が多少ありましたが、何故か事前認証してない列の方が入場が早いという。これは後々禍根を残すわ←

さて、席次ですが、センター席の後方部分ではありましたが、花道と外周通路に面した超良席。ももクロ現場は四連続で当たりを引くという暴挙。え、俺、今年死んじゃうの…?

ライブは定刻よりちょい押しで開演。

【セットリスト】
・本公演
 feel a heartbeat [杏果ギター演奏] (オリジナル)
 Catch Up(オリジナル)
 Another story(オリジナル)
 小さきもの (林明日香カバー、MV初出演の思い出の曲)
 Kiss you (EXILEカバー、EXPG時代の思い出の曲)
 約束 (PowerAge時代の曲)
 Jewelry day (絢香、ももクロオーディションの思い出の曲)
 words of the mind(m.o.v.e、ももクロにおける初?の杏果曲)
 コノウタ(BAR収録曲)
 白い風(ももいろクリスマス2011限定CD収録)
 心の旋律(オリジナル)
 愛されたくて(オリジナル)
 You've Got a Friend (Carole Kingカバー)
 TO BE WITH YOU (MR.BIGカバー、アリーナ全員で合唱)
 爆弾こわい (在日ファンクとのコラボ)
 教育(有安杏果 with 在日ファンク、春の一大事2012限定CD収録)
 裸(オリジナル)
 ペダル(オリジナル)
 永遠のトリニティー (てんかすトリオ)
 ゴリラパンチ(Amaranthus収録)
 Drive Drive(オリジナル)
・アンコール
 黒い週末(サラバ、愛しき悲しみたちよC/W) [杏果ドラム演奏]
 ハムスター(オリジナル)
 ありがとうのプレゼント(BAR収録のソロ曲)

【感想】
とりあえずももかてぃゃんが花道に来たときは脇からむっちゃケチャしましたが、ももかてぃゃんはこんなゲスの目を見て笑顔で頷いてくれました。あなたこそ女神様だったんですね、わかります。

有安さんが作った新曲を中心に、彼女の思い出の曲、ももクロ曲、カバー曲を織り混ぜたセットリスト。ロック、バラード、ファンク、ブラックミュージック、アイドル曲、アニソン曲、コミックソング、ギター&ドラムでの弾き語りetc.etc.幅広い分野で確かなパフォーマンス。贔屓目を差し引いても、横アリクラスでパフォーマンスするアーティストとして、相当上等な部類に入るのは間違いないと思います。少なくとも、僕が今まで参加したアリーナクラスのライブでは間違いなくナンバーワンを争うレベルです。

大概のアーティストはとある分野では100点だけど他の分野ではまあ及第点…ということが多い中、彼女はありとあらゆる分野で90点以上を叩き出すかのような引き出しの多さがあります。また、ライブ中の彼女は本当に楽しそうにでした。言うなれば、「話すように歌い、歌うように話す。」といったところでしょうか。そんな言葉がぴったりなのは、奥井亜紀だけだと思ってましたが、有安杏果も十分にその境地に達しています。奥井亜紀さんがデビューしたのは22歳の頃ですが、有安杏果は22歳前にして、この境地に足を踏み入れている。これは末恐ろしいことですよ、奥さん!!(誰?)

大変申し訳ない言い方をしてしまいますが、現時点では、他のスタダアイドルなど歯牙にもかけないレベルのパフォーマンスですね…ハガレンで言えば、真理の扉を身に移したホムンクルスのごとく…。

一緒に行ったももたむら(赤よりの箱推し)曰く、「前は、『これ以上売れなくてもいいから今のままでいい!』って言ってたけど一皮剥けた感じがすごくした。」、「正直他の四人のソロコンサートが不安になるレベル。」、「正直ここまでいいならももクロって名前どころか有安の名前隠して草の根で活動してもすぐ見つかる。」だそうで、純粋な緑推し以外がぶっちゃけでこんな評価するレベルなんですわ。

もちろん足りない部分がないとは言いません。それはもちろんありますが、それもわかった上でステージ演出を含めて何とか出来るだけ100点に近づけようとする彼女の貪欲さも今回のライブでは見てとれました。例えば、彼女個人としては自分が作った曲を中心に聞かせるライブをやりたかったようだけど、やはりwords of the mindやゴリラパンチなどの方が盛り上がりに限っては上だったといことが悔しかったようで、MCでも言及してましたねw

残念なことにそういう少し足りなかった点をことさら指摘しつつ、ももクロのライブより熱量が足りないだのボーカルがももクロライブより荒いだのと批判を言う人もいるようです。そもそも五人でやってるライブより一人でやってるライブの方が熱量が凄かったらそれこそグループやめてしまった方が良い訳ですし、ボーカルについても全て自分のパートとして割り振られていると考えれば一曲毎に歌い方も自ずと変わっていくのは当然でしょって、私は思うのですがね。

今回のソロコンは、それぞれのメンバーが何を表現できるのか何を残せるのか、という観点で見るものだと思います。今回のソロ曲で「裸」という曲がありましたが、まさにももクロという服を脱いだ時の裸の有安杏果はどういう表現者と相成るのか、それを温かい気持ちで見守るべきものだと思います。もちろん批判はしてもいいと思います、ただ、その批判はこうすればもっとよくなる、こうした方が僕は好き私は好き、というものであるべきで、ソロ有安とももクロ有安とを比べてどうこう言うべきものではないと思いますが、いかがでしょうか?

まあ、このソロコンサートが大盛況に終わればもしかしたらももかてぃゃんがももクロを抜けてしまうかもしれないっていう危機感が、そういう批判をさせているのかもしれません。しかしながら、ももクロメンバーが関係者席で見ていたり、MCで他のメンバーに感謝の言葉を述べていたりするのをみれば、そんなの杞憂にすぎないんですがね。

そんなわけで、奥澤レイナさん!!あなたが目指す有安杏果への道は果てしなく遠くて険しい道です。でも、今のスタダで有安杏果を越えることが出来るとすれば柏木ひなたと貴女くらいだとも思います。頑張ってください!!

あ、あと、最後に一言険しいことを…ありプレアカペラのタメでのタイミングでももかコールをした方は本当に心から懺悔して下さい。あそこは有安杏果がライブの時を止める瞬間なんですよ、杏果以外が時を動かしちゃダメなんです。ましてあなたが悪目立ちする瞬間ではないんです。

こんなコラ作ってる方もいました↓
https://twitter.com/kimomoclo/status/749654022194229248

僕もまさにそんな気持ち、幸せなライブはみんなで作るものです。お心がけのほど、ひとつよろしくどうぞ。

理事長さんのTwitterから↓






次は大分!!