週刊女性PRIMEに有安さんの記事が載っていました。
「単に叩きたいだけ」っぽい記事が多い中、わりと中立で面白かったです。
特に
これは『ももクロ』在籍中から、ソロ活動を懇願したものの前事務所が許可しなかったために、 彼女が強硬手段に出たというところなのだろう。しかし、周囲がソロ活動に反対したのは、音楽界の 現状をみて、そして彼女の将来を慮ってのことと思われる。
という部分に興味を引かれました。
- 有安さんがソロ活動したいという意思を事務所に伝えていた
- ソロ活動は大変だから、周囲が止めた
- でも、止まらなかった
というのは記事として初出ではないでしょうか(「だろう」「思われる」という推測の形ですが)。
有安さんのわがままな性格、有安さんのためを思っていた周囲の人々、ということを想像すると、(感情的な喧嘩をしただのハブられただのといったくだらない話と比べれば)このストーリーが一番納得できる気がします。
まあ、実際、今後有安さんはこれまで以上に大変険しい道が待っています。
事務所の人の人件費などをまかなうためにライブをする必要があります。事務所スタッフ1人、社長、自分が各30万円の給与として、事務所の賃料、社会保険など考えて月200万円、年間2400万円の支出になります。
例えば年間30回ライブをするとして、1回に80万円稼がなくてはなりません。
サクライブの場合、7000円×1500人=1000万円の収入ですが、バンドの方々に支払う給与(リハなども含む)、会場費、会場設営、会場警備、受付etcといった費用を差し引くとどの程度残るのか。
今回は『復帰』ということで、1500人クラスの箱になりましたが、いずれは数百の箱でやらざるを得なくなると思いますので、当然生バンドは無理になります。
500人なら、収入は350万円ですから、そこから80万円は出せないでしょう。
CDも、握手券なら別ですが、それほど売れないでしょうし。
それがわかっていて止めた周囲。
それでも出たかった有安さん
さて、10年後、どうなっていることか。。。